変換効率の関係

次に紹介するのは、太陽光発電システムと変換効率の関係です。
前述した発電効率も、変換効率のひとつであるといえます。
ただし、前述した発電効率の場合は、太陽光を太陽光発電パネルがどれだけエネルギーに変換できるか、というものを示したものです。
今回紹介する変換効率の場合は、実際にどれだけ電気として使えるかということになってきます。
太陽光発電システムの場合、どんなにがんばっても、100パーセント電気に変換できるということはありません。
そこには、様々なロスがあるのです。
実は、現在の太陽光発電システムの効率というのは、どんなにがんばっても20パーセント以下です。
つまり、残りの80パーセントは、何らかの理由でどこかに消えてしまっている、ということになります。
では、どこに行っているのでしょうか。
まず考えられるのが、太陽光の反射です。
太陽光発電システムを見てみると、表面が黒光りしています。
これによって、太陽光がパネルの中に入らず、表面で反射されてしまいます。
最近では、これを低減するパネルも開発されています。
次に、太陽光の全ての波長を吸収できない、ということです。
もちろん、全ての波長を吸収できれば、効率は上がります。
太陽光線というのは、紫外線、赤外線、可視光線からなっています。
残念ながら、太陽光発電システムでは、全ての光線を吸収できるわけではありません。
太陽電池内部に抵抗が存在するということも考えられます。
シリコン内部や電極部に電気抵抗があるということです。
せっかく太陽電池が発電しても、それを外に出す際に抵抗によって消失してしまうのです。
抵抗による損失は、他にもあります。
例えば、配線を伝っていく過程で、電気抵抗が発生しています。
また、直流電流から交流電流に変換する過程で、ロスがおきているということもあります。
このように、せっかくがんばって発電しても、ロスが起きていては仕方ありません。
では、ロスを無くすためには、どのようにすればいいのでしょうか。

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